最近、頭の中に『ヘミソフィア』という曲が勝手に流れる。
TVアニメ『ラーゼフォン』の主題歌だ。
最近になって思い出したように脳内で再生されるようになった。
高校生の頃によく聴いていた。スパロボMXをプレイして知った。本編は未視聴である。
頭のなかに特定の曲が何度も流れるということは以前にもあったのだけど。こういうときは何かのメッセージなのかなと思ったりしている。
なので脳内再生で満足せずに改めてヘッドフォンをあてて、実際に曲を聴いてみる。
こういうときは大抵、特定のフレーズが印象深く頭に残るものなのだけど......。
あった。印象深いフレーズ。この曲を通して強調して僕に伝えてきているような一節。
「無意識に刻まれていく経験のタトゥー」
「教えて 強さの定義 自分貫くことかな それとも自分さえ捨ててまで守るべきもの守ることですか」
まあ、最近職場で無意識じゃなく刻まれていった経験のタトゥー(傷)もあった。
自分らしさを捨ててまで自分を守るために貫いてみた行為もあった。
結果、疲れた。あとは段々と元気になっていくだけだ。
しかし。この曲は一体僕に何を伝えようとしているのだろう。
心が傷ついたというよりは経験のタトゥーが刻まれたと解釈せよ、ということなのか。
本当の強さとは何なのか、改めて考えてみろ、ということなのか。
個人的には自分を貫くことを強さとは感じられない。我の強さと強さは別物のような気がしている。
とはいえ、自分さえ捨てて守るべきものを守るというのも......。自己犠牲はやめろと日月神示にも書かれているし......。けれど、僕はどちらかといえばこっちを強さと感じるタイプなんだよな。
案外、フレーズとか考える意味ないかもしれないけれどね。
この曲を聴いていると心癒されるもの。この期間中限定だろうけれど。それだけでも充分。
苦しかった経験を終えた心に、神様からのお届け物なのかもしれないね。