ななころびやおき

気の向いたときに趣味で投稿します。ゼロ戦は21型が一番好き。

P-51Dマスタングと雷電21型のプラモデル製作

今回も戦闘機のプラモデル製作をした。

 

マスタング雷電を作った。どちらも1/72スケール。完全筆塗りで、新型水性ホビーカラーとガンダムマーカーを使用している。一部代用色を使っている。

 

 

 

タミヤ ウォーバードコレクション
P-51D マスタング

第二次世界大戦における最強のレシプロ戦闘機、マスタングさんです。

 

アメリカに帰化したドイツ人による設計で、エンジンはイギリス製のものを搭載している。イギリスの良いところとドイツの良いところを掛け合わせてアメリカのトンデモ生産力で量産数もバッチリなヤベー戦闘機です。

 

なんとなくメッサーシュミットBf109のE型を思わせる造形だ。ヒロイックな見た目をしている。

 

こいつからの本土攻撃を日本軍は防げなかったんだよなー......。しかも対空砲の準備すら不十分だったから、低空からの民間人への機銃掃射を許してしまうという......。こんなにかっこいい見た目なのにな......。

 

強すぎてもはやゼロ戦では歯が立たなかった。こいつに勝てるのは熟練操縦者の乗った紫電改とか四式戦闘機くらいだった。しかしどちらも生産数は......。

 

さて。

 

今回のシルバー塗装は、下地に黒を塗っている。

 

飛燕のときはそのままシルバーを塗った。鐘馗のときは白を下地に塗った。

 

そのまま、下地白、下地黒。この三種類を試し終えたわけだけども。

 

個人的には白の下塗りからのシルバー塗装のほうが好みかもしれない。

 

黒下地は黒下地でかっこいいけどね。他人に勧めるなら黒下地かもしれない。個人的な感覚としては白下地かな。

 

この戦闘機。かっこいいけど、魂には響かないかなー。なんでだろう。隙がなさ過ぎてつまらないからかもしれない。見た目はかっこいいんだけどねー。

 

 

 

セガ
大日本帝国海軍局地戦闘機 雷電21型

かっこよすぎかよ!!!!!!!!!

 

作ったときに思った第一番がこれ。

 

「君、写真で見たときと印象違くない?」の良い方向バージョン。

 

正直、期待はしていなかった。

 

実物写真を見ても、パケ絵を見ても。どう見てもかっこ悪いと感じていた。

 

しかし。しかしッッッ!!!!!!

 

実際にプラモデルを組み上げて、立体を眺めてみるとどうだろう?

 

このどっしり感。太ましいながらも引き絞られた重量級力士のような体格。頼り甲斐を強く感じる。

 

この戦闘機は本土空襲にくるB29を撃墜するため、そのために作られた。格闘戦大好きな日本軍が格闘戦能力を捨ててまでして、迎撃特化で作られた。

 

開発者は三菱の堀越二郎ゼロ戦を作った人だ。

 

生産数は少なかったけど、ちゃんと高高度から飛来するB29を撃墜していったようだ。

 

流石、良い仕事するねぇ。稼働率の問題はあったようだけど、日本軍においては高高度迎撃を安定して行える戦闘機って貴重なんだよね。

 

それまでは中低高度でのドッグファイトが得意な戦闘機ばかりで、迎撃方法も無茶なやり方をするしかなくて苦労してたものね......。

 

今回、機首の黒色は説明書に書かれた通りの調色で塗った。

 

ブラック6割、ブルー4割での混色だ。

 

いつもはブラック一色で塗っていたけれど、やってみたら断然良い黒色になった。説明書の指南は伊達ではないようだ。クオリティが1段上がった気がする。

 

 

 

 

やっぱり俺、太ましい戦闘機のほうが好きなのかも。

 

マスタングはかっこいいけど、好きになれない。

雷電はかっこ悪いと思っていたけど、メチャクチャ好きになった。

 

自分の好みって本当にわからないなー。

 

マスタングのほうが絶対にイケメンなのに。

 

太ましい雷電さんにかっこよさを感じている......。

 

最高かよ。

 

前回はこの事実に戸惑っていたけれど、今ではわりと受け入れている。

 

なんだろう、この「A君が好きだと思っていたけれど、B君が気になる......。B君は全然好みじゃないのに、なんで......?」みたいな心の動き......。乙女かっ!!!!