何年も昔、最初に日月神示を読んだとき。
恐怖感がヤバかったのを覚えている。
悪の怖さではない。正しいからこそ、善だからこその怖さ。
例えるなら閻魔大王の怖さは悪魔の怖さとは違うようなもの。
悪ではない。けれど、悪よりも怖い存在だと感じた。
肉体を滅ぼされる恐怖を悪なら与えてくる。
この神示の神様は、魂を滅ぼされる恐怖を与えてきていた......と思う。当時そう感じた。
恐怖を注入されることによって生命エネルギーが枯渇して死ぬということが本当に起こり得るのではないかと思うほどに。日月神示との出会いは僕の恐怖体験だった。
誰にも読むことを強制されていないのに。この神示に宿る何かに強制的に読まされているような。やめたくても読むことをやめられない。逃げられなかった。それを今でも覚えている。
今読むと近所の優しいおっちゃんが親しげに話を聞かせてくれている感覚になるのだけれど。同じ文章なのにね。文章自体が怖い場合でもそうなんだよね。
ところで日月神示ってなんぞやと思う人もいると思う。
別名、ひふみ神示。戦前に、ある神様が日本人のために降ろしたとされるメッセージ集だ。ネットでも公開されているので検索すれば出てくる。書籍も出ている。
でも、どちらかというと読むことはおススメしないかも......。
人生を捻じ曲げる魔力を持っている神示なのよね......。
もちろん何も感じない効果なしって人もいるけれど。縁のある人にはそうではない。一度魅入られてしまったら抜け出したくても逃がしてくれないと思うよ......。