ななころびやおき

気の向いたときに趣味で投稿します。ゼロ戦は21型が一番好き。

1/72スケールモデル零式艦上戦闘機22型の製作/ニーアレプリカント二周目(Bエンド)クリアの感想

 

【1/72スケールモデル零式艦上戦闘機22型の製作】

 

セガワさんから出ている、1/72スケールの『零式艦上戦闘機22型』のプラモデル製作をしました。

 

セガワ版の零戦22型の製作は初めてです。

 

水性ホビーカラーでの筆塗りで作りました。敵味方識別帯はナシ。

 

大日本帝国海軍 三菱重工業 零式艦上戦闘機22型


えっ。

 

タミヤ版1/72スケールの22型よりも......イイ!!

 

美しい。長大な主翼が美しい。

 

ゼロ戦が美しいと言われる理由を理解したかもしれない。

 

流石にパーツの精度はタミヤ版のほうが勝っていると思うのだけど......。

 

セガワ版21型を製作したときにも思ったけど、ハセガワ版は造形が素晴らしい。

 

※参考記事

tentouwakeup.hatenablog.com

 

けど、タミヤ版と比べてどこがどう違うのかわからない。タミヤ版は優等生で、とてもよく整っている。

 

なのに......。何が違うのだろう? ブンドドする如くあらゆる角度から眺めてみるけど、わからない。けど、思わずブンドドしてしまうほどに美しい。

 

この長大な主翼が特に良い。二度も言ってしまうほどに良い。

 

これで価格1000円くらいって......凄い。

 

タミヤ版を作ったからもういいやなんて。少し前までは思っていたけど、とんでもない。

 

1/72ゼロ戦に限ってはハセガワ版を個人的には推します。勿論、タミヤ版も優秀でとても良い出来なんだけど......本当に何が違うのだろう?

 

同じ機種でもメーカーによって微妙に違いが出る......味わい深い......。

 

 

 

 

ニーアレプリカント二周目(Bエンド)クリアの感想】

 

※前回までのお話

tentouwakeup.hatenablog.com

 

 

PS4ニーアレプリカントの2週目をクリアしてBエンドを迎えました。

 

以下はネタバレを含む2週目のクリア感想になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

正義とは何だ!?!?!?!?!?!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

って、なりました。敵であるマモノ側の事情を知れたからですね。

 

1周目では完全に人間側の視点で物語は進みます。

 

しかし、2週目からはそこにマモノ側の視点も混じるようになるんです。

 

これによって1周目では勇者だった主人公ニーアが、2週目ではただの殺戮者のように思えてくるわけです。

 

実際、真相を知ってしまえばポポルにうまいこと使われていた殺し屋みたいなもんだった。

 

でも......。これ敵味方互いに意思疎通できていたら、和解と共存もあり得ていたのではないかと思うのですが......。

 

人間はマモノの言葉がわかりませんからね。

 

マモノは人間の言葉はわかりますけれど、自我崩壊して人間を襲うヤツもいるので......。

 

人間側からはみんな『キケンなマモノ』なわけです。安全なヤツとの区別なんてつきません。しかも野山に出ているようなマモノは自我崩壊したキケンなマモノばかりで......。

 

仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないけれど。

 

特に狼のマモノの話は酷かった。

 

森林だった土地を砂漠化するまで使い倒して狼たちの住処を奪った人間達を、それでも許そうとした群れの穏健派リーダーである狼のマモノでしたが......。(※狼の群れを狼型のマモノが砂漠を根城にして統率しています)

 

人間を襲うという理由から、人間たちによって絶滅させられました。生きるために人間の肉を食わないといけないところまで追い詰めたのは人間達なのに......。

 

といっても、被害に遭っている人間達は森林を砂漠に変えてしまった連中のずっと未来の子孫なので......。

 

子孫達は何も悪いことはしていないんだよね......。でも狼たちからの復讐に対してはやっぱり復讐で応じるよね......っていうお話。

 

しかも狼のマモノには、かつてマモノになる以前には飼い主がいて。優しい飼い主。その飼い主との思い出があったから穏健派として人間との共存を諦めていなかったのだけど......。

 

人間の王様の結婚式が近いうちに行われるので、万一のことが起こらないようにと、部下達があらかじめ狼の頭数を勝手に減らしにいったのがそもそもの悲劇の始まりで......。そんな身勝手な理由で仲間を殺されまくったらそりゃ穏健派でもキレるよ......。

 

狼たちはただ生きていただけなのに......。けど、人間側からしたら危険な害獣にしか見えなかったんだよなぁ......。終わってる......。

 

ゲームの進行上倒してきた1周目のボスキャラ達が、2週目になると倒したくなくなるんだよね......。お願いニーア、こいつら殺さないでくれってなる。お前がそこに行かないだけで起こらなかった悲劇もあるんだ......。

 

ヒーローとは敵を討ち滅ぼす者ではなくて、敵と和解して共存する者のことだって、そう思わせてくる。そう、やなせたかしの原作版あんぱんまんこそが真のヒーローだと思われてならない。

 

ラスボスの魔王でさえも、自分にとって最愛の人を救いたいから頑張っていただけだった。そのために必要としたのがニーアの妹ヨナだったのが運の尽きっていうか、運命だったっていうか......。

 

あの世で仲睦まじくしているようだったからまだ救いはあったのかな......?

 

っていうか、エミール生きていたのね。良かった。仮面の王は敵と相打ちになって死んじゃったけど......。仮面の王は生きてて欲しかったなぁ......。

 

さて......。

 

これでAエンドとBエンドを攻略しました。

 

残りはCエンド、Dエンド、Eエンドです。もう1周しなくては......。

 

C・Dエンド攻略後はニューゲームで始めてEエンドになるんだっけ......? 道のり長い......。この辺りの苦行を改善したのがニーアシリーズ2作目のニーアオートマタなんだよね。あれも段々こっちが悪者に思えてくるシナリオだったなぁ......。むしろパワーアップしていたまである......。

 

まあ、サブクエはすでに消化しているので、本編進行だけならそんなにシナリオ長くないから......。うん、もう一周頑張るかぁ......。新作ネプテューヌはそれまでお預けかなぁ......。

 

それにしても......。シロ(白の書)は良いなぁ......。作中で一番好きなキャラが宙に浮かぶ怪しいおっさん魔導書とか......。でも一番人格がまともだから......優しいから......。

 

ヨナ・デボル・ポポル・カイネという男性を狙い撃ちした造形のキャラクター達がいるにも関わらず、そいつら全員よりもシロと一緒に生きていきたいと思わせる。そういう魅力がシロにはある......。作中で死亡して一番悲しかったのがシロだったし......。

 

ヨナみたいなめっちゃ重たいブラコンも良い。デボルみたいな優しい姉御肌も良い。ポポルのようなおっとりしたお姉ちゃんも良い。カイネのような優しいけどぶっきらぼうな美女も良い。良い良い。

 

しかし。それら全てを凌ぐ魅力がシロにはあった。怪しい見た目の古本が美人ヒロイン達に魅力で勝ったって凄くね?

 

俺はこのゲームにハマっている。それは言える。

 

 

 

 

 

 

 

 

【おまけ~チャージマン研~】

 

チャージマン研というアニメがある。

 

1話5分程度の古いアニメだ。

 

内容は地球侵略にきた宇宙人たちを主人公の泉研が倒すというもの。

 

別に面白くもないクソアニメなんだけど。ニコニコ動画ではけっこうネタにされている。第35話『頭の中にダイナマイト』のインパクトが凄くて一気に広まったんだよね。

 

今回、ニーアレプリカントの2週目クリアにあたって、僕は「正義とはなんだ!?」と思った。

 

正義とはなんだ!? で連想して思い浮かんだものがチャージマン研だった。

 

このチャー研(※チャージマン研の略称)に関しても、正義とはなんだと思わされたものだ。爆笑もしたけど。特に35話。35話はまさに正義とはなんだと思わせてくれる。知っている人は知っていると思うけれど。研坊さ、お前少しはためらえよと思う。

 

チャー研の35話はyoutubeでも無料で見られます。youtubeの検索欄に『_hmgwkkP37c』と書けば一番上にたぶん出てきます。ニコニコ動画からの転載なのでコメント付きではありますけれども。無料で見れるってところが大事ね。このアニメにお金を出したら後悔しますよ?

 

でも一番おススメなのはニコニコ動画にある『初心者のための 「頭の中にダイナマイト」』という動画です。

 

僕が爆笑したのはこっちですね。「正義とはなんだ!?」で思い出したのもこっちです。(でもこんな動画で爆笑する僕は哀れな人間だと思う)

 

35話を通して面白おかしくチャー研とは何なのかを解説してくれています。そうでなければ、いきなりチャー研を見ても初見では( ゚д゚)ポカーンとすると思います。

 

ニコニコ動画のタグ検索で『sm5744978』と入力すれば出てきます。(※あるいは普通にインターネットの検索ページでsm5744978と入力してもたぶん一番上に出てきます)

 

はい。滅多に使わない強調用の赤文字を用いて書きました。プラモでもゲームでも悩み系の記事でも使ったことのない赤文字をチャー研で使いました。

 

紹介とはいえ著作権的に動画を貼っていいのか不明だったので、一応検索できるように動画IDを書き込むにとどめました。

 

まあ、研坊のようにいざって時には非情に徹することも大事だっていうのは、頭では知っているつもりなんだけどね......。誰とだって和解できるわけではないし。誰とだって共存したいとは限らないわけだし。正直、敵を倒すよりも敵と和解するほうが勇気いるよね。それと、赦す心も......。

 

泉研もニーアも敵は決して許さず殲滅するわけですが。本当はあんぱんまん(←原作版なので誤字ではない)こそが真のヒーローなんだろうな。あっ、それをテーマにやったのがガンダム00なのか。

 

剣で敵を滅ぼそうとしなかったキリストやブッダは立派だったんだな。真似できない。いや、僕ってヘタレだから敵対者を最後まで叩きのめせないっていうのはあるのだけど。

 

イヤな目に遭わされてもキリストは赦す。ブッダは反応せず執着しない。

 

どちらも心ができているよね。争わない強さ。どうすればそこまで至れるのだろうか。本物の大人(たいじん)だよね。

 

人間は心だけなら神にも猿にもなれるから......。

 

うん。チャー研の話をしていたのにまたしても話が逸れてきたぞ。

 

ここいらで終わります。

 

 

 

 

 

それと、前回の記事でコメントをくれたみるみるさん、ありがとうね。いつもありがとうね。そちらの記事もいつも楽しく読んでいます。あの記事だけ何故か読者数多めでしたよ。草生えたよ。