ななころびやおき

気の向いたときに趣味で投稿します。ゼロ戦は21型が一番好き。

F6F ヘルキャットのプラモデル製作

セガワの1/72戦闘機キットから、F6F艦上戦闘機のプラモデルを製作したので感想を述べていくよー。

 

今回も全部筆塗りです。一部代用色を使用しています。

 

機体色は説明書通りにミッドナイトブルー70%+スカイブルー30%の混合色です。

 

ほとんど新型水性ホビーカラーを使用しています。ほんのちょっとだけガンダムマーカーを使っている感じ。

 

いよいよ塗料をケチらなくなってきたぜ......。段々と正規色の使用率が上がってきている......ッ!! 安く手軽にできる趣味として始めたはずなのに......ッッ!!!!

 

グラマン社 米海軍F6F-5艦上戦闘機 ヘルキャット

ツヤっツヤしてますね。

 

光沢塗料をそのまま使ったからですね。つや消しにしたければつや消し添加剤を混ぜなければならなかった。どちらかといえばつや消し派の俺としては痛恨のミス。

 

けれど、光沢塗装も光沢塗装でなかなか良いじゃないかと思ったりもした。これはこれでなかなか......。

 

このアメリ艦上戦闘機ヘルキャットさんはね。日本軍からは『グラマン鉄工所』と呼ばれるほどに物凄い頑丈で打たれ強い戦闘機なんだよね。防御力にステータスを振り過ぎたせいで他のステータスが物足りなくなっているくらいに。(※2000馬力級戦闘機のなかではだけど)

 

こんな打たれ強い連中が上空から集団で突っ込んできて、一撃浴びせてそのまま遠くに逃げ去っていく。そしてまた上空から集団で突っ込んできて......という一撃離脱戦法をひらすらに繰り返してくる。

 

こんな奴らを相手にしなければならなかった日本海軍さんの手持ち戦力はというと、もはや世代遅れになりつつあったゼロ戦だけだったんだよね......。

 

性能差は歴然で、ゼロ戦20機で挑みかかってようやくヘルキャットを1機堕とせるくらいの性能差だったらしい。エンジンの馬力が違いすぎるものね。せめて紫電改が空母で運用できていたらなぁ......。

 

ヘルキャットに勝てるのは紫電改か疾風くらいなものだと思う。もしかしたら五式戦でもやれるかもしれないけれど。

 

ゼロ戦ではもう無理だ。慢心したヘルキャットの操縦士が一撃離脱戦法を捨てて低空域での格闘戦でも仕掛けてこない限りは。

 

個人的にはこのヘルキャットのデザインはけっこう好き。見事な逆パッケージ詐欺だった。なんなら同じ米海軍機のコルセアよりも好きかもしれない。やっぱり俺、太ましい戦闘機好きなんだな。ジェット戦闘機ならF35とか大好きだもの。

 

グラマン戦闘機の良いところって、操縦初心者にも優しいところだよね。

 

新米上がりでもガンダムのように頑丈な装甲が腕前不足をカバーしてくれる。機体に生かされているうちに練度も上がっていって操縦士は一人前になれる。操縦士を育てる戦闘機なんだよね。好き。

 

対するゼロ戦は完全に玄人向けだからなぁ......。即戦力になる人材向けというか。操縦性はとても良好なのだけど、装甲が無いから......。ホワイト企業VSブラック企業みたいな構図だ......。

 

といっても、米軍からするとヘルキャットは凡作と評されて不人気だったらしいけどね。終戦を迎えた瞬間に海上輸送中のヘルキャットが海に大量投機されたそうだから......。日本軍からすれば喉から手が出るほど欲しい戦闘機だったんだけどね......。

 

三菱は「1機でも多くの敵機を堕とせる戦闘機」を作った。

 

グラマン社は「一人でも多くの操縦士を生かす戦闘機」を作った。

 

その結果。長期的な視野に立って製造されたグラマン戦闘機が、短期決戦思想の三菱戦闘機に勝った。こういう面でも日本軍がなんで負けたのかよくわかるよね......。命大事にしようぜ......。(中島戦闘機はまだ良かったんだけどね......)

 

個人的にも「一人でも多くの操縦士を生かす戦闘機」のほうが好きかな。だからグラマンの戦闘機は素直にすごいと思う。戦前日本の民間人に機銃掃射してくれたけれど。

 

味方を生かす戦い方をする方が長い目で見ると勝てるんだなぁと思った。いつまでも死狂いじゃだめなんだよ......。死狂いは短期決戦向きの戦法なんだよ......。

 

やー、もう自分の趣味がわからない。

 

スマートな戦闘機が好みだったはずなのに。太ましい戦闘機のほうが熱く語れるのだもの。(色々な戦闘機を作って見比べてゼロ戦の綺麗さに気づきまくることも別にあるのだけれども!!)

 

ほかにも今日も道端のコンクリートの亀裂から生えているタンポポの花を見てほっこりした気持ちになったし。ほっこりした自分に驚いたんだよね。昔はそんな感性していなかったよね? 心穏やかになっていくことが嫌だったベジータのような気分だよ!!

 

ついに俺もタンポポの花に癒される年頃になったのか......!! 心を癒してくれたタンポポに内心感謝しちゃったよ!! タンポポありがとうだよ!! タンポポまじで可愛いよ!!!!

 

 

 

【追伸】

グリッドマンユニバースの感想記事を投稿した日から閲覧数が爆発的に伸びて驚いた。みんなそんなに気になるなら劇場に行けばいいぺこじゃん......。