【フォッケウルフFw190 A-3のプラモデル製作】
タミヤのウォーバードコレクションから『フォッケウルフFw190 A-3』を製作しました。
1/72スケールモデルです。今回も筆塗り。一部代用色を使用。
......なんか色違くね?
はい。胴体のライトブルーがグレーバイオレットになっております。
説明書の色指定を読み間違えました。
塗り直そうと思えば塗り直せる。
けれど、この色合いもけっこう良くね? かっこいいよね? と思ったのでこのままでいった。
このFw190は、どんな環境でも、多少雑に扱っても、ちゃんと動いて戦える戦闘機を目指して開発された。
開発者であるクルト・ヴァルデマー・タンク氏によると「メッサーシュミットBf109を優れた競走馬だとすると、このFw190はどんな過酷な戦地にも耐える軍馬」らしい。
どんなときでも安定して動いてくれる戦闘機......素晴らしい。いつでもちゃんと動くって何より重要だよね。
Bf109にもロマンを感じたけれど、Fw190にもロマンを感じる。主脚にクセがあるところも一緒だ。ドイツ人だからこその作りなのだろうか。設計思想に民族性が現れるの好き。
ヨーロッパ圏では珍しい空冷エンジン搭載戦闘機なんだよね。本当は液冷エンジンを搭載したかったそうなんだけど、液冷エンジンの生産ラインはBf109生産用に全振りされていたから無理だったらしい。
ドイツ人が作った空冷戦闘機。雑な操縦をしても壊れずにいてくれる。悪質な環境下でも動いてくれる信頼性。
そして何よりも頑丈な主脚。(←Bf109で散々泣かされてきたやつ)
フォッケウルフは偉大な戦闘機だ。(←ザ・コクピットを視聴済の人)
【過去話~働くようになって知ったこと~】
あの人はよく「風呂の良さは働くようになってからわかる」と言う人だった。
子供の頃によく聞かされていた言葉だった。
俺も働くようになったらわかるのかなと思っていた。
働いても変わらなかった。風呂は風呂だよ。
でも代わりに、花の良さを知った。
疲れた心に花は癒しだった。昔は花より団子だったのにね。
花よりも野菜のほうが価値があるとか思っていた。
いやいや。お花も価値ありますよ。
身体の栄養は野菜が。心の栄養はお花が。頭の栄養はお魚が。有り難いことです。
昔は桜の花を見ても何も感じなかった。たんぽぽの花も、あじさいの花も、バラの花も。見ても何も感じなかったよ。
けれど、働くようになってからは花を好きになったよ。
風呂は子供の頃から変わらずに早上がりしてしまうけれど。(←本当は健康のために10分は浸かっていたほうがいい)
あの人は仕事で疲れたからこそ風呂の良さを知ったのだと思う。
俺は仕事で疲れたからこそ花の良さを知ったのだと思う。
だからといって「花の良さは働くようになってからわかる」なんてことはないのだけども。花の良さを子供の頃から知っている人は素敵だと思う。
この場合は「働くようになって、やっと花の良さを知れた」なんだよね。
道端に咲いている花を見て癒される心を得るとは......。疲れるからこそ得るものもあるんだなぁ......。疲れたくないけどね。