今回も今回とて航空機のプラモデルを2機製作したので感想を述べていこうと思う。
一部に代用色を用いて筆塗装しています。
大日本帝国陸軍の戦闘機です。
一撃離脱戦法を得意とするように設計されている。
この造形好き。ちんまいボディがたまらない。主翼の小ささが「ともかく速度を出してやる!!」という強い意思を感じさせる。
なかなかに満足度高い。......しかしッ!!!!
出来栄えに関しては一点失敗したところがある。
それは、下塗り。
今回、機体をシルバー色に塗るにあたって、まず下塗りをした。
下塗りに使った塗料は旧型水性ホビーカラーの白色だった。
下塗りが乾いたあとでシルバーを塗装するわけだけど......。
旧型水性ホビーカラーってね、乾くのが遅いんだよね。
表面は乾いていても、内部はまだ乾燥しきれていなくて、塗ったところを指で強く押すと指紋がついたりする。
そう。俺の鐘馗は、指紋だらけになった。
下塗りが乾ききっていなくても、重ね塗りできる程度まで乾いていれば、あとは上からシルバーを塗ってしまえば大丈夫だと思い込んでいた。(※新型水性ホビーカラーなら完全乾燥まで早いので実際に問題なかったと思うのだけど......)
迂闊だった。その後もアンテナ線を綺麗につけることができなくて断念もした。
初めての敗北回かもしれない。これなら下塗りナシでシルバー塗装してしまうほうがまだマシだったかもしれない。
しかし、下塗りの色次第では質感に違いが出るわけで......。
これはいつかリベンジせなばならん......!! 個人的には一式戦~五式戦のなかでは一番好きな見た目だから、なおのことまた作りたいと思う。
おつぎは......。
おつぎは九七式艦上攻撃機です。
ボディは思った以上にデカかった。
特に主翼はとてもデカい。
なんだろう。やっぱり魚雷という重たいものを装備するから、そのせいで失速しないように主翼をデカくしたのだろうか。安定した態勢から狙いをつけたいだろうし。まさか攻撃機に優秀な旋回性能を付与しようとしたわけではないだろうし......。
こっちは鐘馗の次に作りました。
鐘馗での反省点を踏まえて、こちらはタミヤ製アクリル塗料ホワイトで下塗りをした。乾燥の早い塗料なので、上からシルバーで塗っても指紋はつかずに済んだ。
アンテナ線のとりつけはかったるいのでパスした。あれは、いつも大変でね......。塗装よりもハードルの上がる工程だと勝手に思っている......。
シルバー塗装するならスプレーでやったほうが綺麗に仕上がるんだろうなぁと筆塗りで実感した。それでも環境的に筆塗りに徹するしかないのだけども......。筆塗り楽しいから良いけどね!!
【まとめ】
鐘馗を好きになりました。
乗ってみたいと思える戦闘機だった。
下塗りミスのせいでボディに指紋とかその他諸々の跡がついてしまっている出来栄えだけど、それでも手に持って色々な角度から眺めてしまう。
気づいたらその行為はまるで、玩具の飛行機を手に持ってブーンドドドドとやっているかのような動作になっている。
これは本当に気に入った飛行機プラモデルでしかやったことのない動作だ。俺は本気で鐘馗のことが好きらしい。次はブラックで下塗りしてからシルバー塗装をしてみたいな。
鐘馗最高かよ。
【おわりに】
最近、戦闘機のプラモデルを作る時間が心の癒しになっている。
休日も仕事からの帰宅後にも。気づいたらプラモデルを作っている。いつもやっていたゲームには見向きもしない。
コツコツ作れるのが良いんだよね。趣味だなぁ。
今度戦車のプラモデルも作ってみたいのだけど、ハードル高そう。初めてだからそう見えるのかもしれないけれども......。航空機で作りたいものが無くなったらやってみたい。