職場でどうしても不快な奴がいる。
自分なりに「それはやめてほしい」と伝えてはいるものの改善はされていない。いや、まったくというほどではないものの......完璧ではない。
その他自分なりの解決方法としては過去投稿で書いた『反応しない練習』という本の内容を実践したりして、不快感の軽減を実現できたりはしている。しかし、まだまだ付け焼刃の段階なので完全ではない。
そこで、休日に神社に行くことにした。
具体的な地名は書かないが、日枝神社に行った。
そこで僕は口と手を水で清めて、挨拶自己紹介住所を述べたあとに「苦痛を取り除いてください」とお願いをした。
初めて行く神社だった。
親指様に質問したら勧められたので行った。
(※親指様って誰って思った人は下記の記事を参照)
本当は「アイツとの悪縁を切ってほしい」とお願いするつもりだった。
言おうとすると喉につかえて声に出なかった。
後ろにも参拝客がいるかもしれない。
早いところ要件を終えなければ周りに迷惑だ。
そう思って言いたいけど言えない言葉を言えないまま、代わりに何を言おうかと、ともかく絞り出した言葉が「苦痛を取り除いてほしい」だった。
祈願したときには特に何も感じるものはなかった。
神社参拝を終えるとたいていは温かな気持ちの良い感覚になるのだけど、ここではそういった感覚はなかった。
これで良いのだろうかと思いながらその日は帰宅した。(※本当は祈願したら迷わないのが肝心なんだけどね......)
次の日から職場に出勤して、三日目くらいで「ん?」と思った。
なんか......不快なアイツとの接触回数が減っている......?
最初は気のせいかな、と思っていた。
しかし......出勤日数が進むにつれて「あれ? まさか?」と思うようになった。
自分に回される仕事内容が、ちょうど不快なアイツと離れていられる仕事ばかりになっている?
おかげでアイツとの接触が最小限で済んでおり、その接触ですら不快になる場面は減少している......!?
これは......と確信を持った俺は休日に日枝神社にお礼参りに行った。ここの神様が俺を助けてくれたことをしっかりと感謝して覚えておこうと思う。
初対面の人間、それもいきなり願い事を言ってきた奴の面倒をここの神様はよく見てくれたなぁと思った。ご縁か? ご縁なのか!? 賽銭は100円だったけど!!
山王様懐広すぎだろ。助けていただきましてありがとうございます。