先日購入した対戦格闘ゲーム『ギルティギア ストライブ』の話をする。
このゲームはギルティギアシリーズの最新作だ。
俺は今までこのゲームのストーリーモードやアーケードモードという一人遊びモードばかりを遊んでいた。
しかし、そろそろオンライン対戦をしたい。
そう思って、今回初参戦した。使用キャラはカイ=キスク。
以下ネタバレ注意。
本格的にオンライン対戦が始まる前に、チュートリアルがあって、CPU戦が始まった。
倒したら、実力判定機能によって6階層に振り分けられた。
6階層は、中の上の実力者の集まる階層だ。
階層とはプレイヤーの強さを振り分けることで同じくらいの実力の相手と対戦できるようにする、このゲームにおける仕組みのことだ。
実力差の開きすぎた対戦カードが発生して一方的に上級者に叩きのめされた初心者がこのゲームを辞めることを防ぐ役割を持っている。
このCPU戦は実力を測るためのランク振り分け試験だったらしい。何の説明もなかったけどね。
しかし気に入った。この仕組みは実によくできている。
最初のCPU戦が階層振り分け試験だと説明しない。
だからこそ初心者を装った初心者狩りを防げる。
このゲーム、自分の階層よりも下には行けないのだ。
製作陣のオンライン対戦への理解の深さに感動した。初心者が手も足も出せずに負け続けるような対戦ゲームは衰退するから。
階層は10階層まである。最高ランクは10階層で、最低ランクは1階層だ。
ただし10階層の上をいく天上界なるステージも用意されているらしい。
さて。
俺は何の説明もないままにいきなり6階層に振り分けられてしまった。
中の上レベルの実力を持った人々のいる場所に。CPU戦ばかりやっていてコマンドもシステムもロクに使いこなせていない、学生時代にこのシリーズをゲーセンでちょっとプレイしたことのある程度の初心者の俺が......。
いきなり......6階層スタート......だと......!?
この時に味わった感覚を何かに例えるなら、それはホグワーツ魔法魔術学校の組み分け帽子を普通の帽子に偽装して被せられた挙句に「スリザリン!!」と突然帽子に叫ばれるようなものだった。
実際対戦したら普通に負けたね。おかげで階層がひとつ下がった。初戦でボロ負けするとランクダウンしてくれるようで助かる。振り分けミスによる救済措置はあるようだ。俺はホグワーツに入学するならハッフルパフがいい。平和だもの。スリザリンは嫌だ。
改めて5階層からのスタート。
辛くも1勝した。実力も五分五分くらいの相手で楽しかった。
やはり対戦ゲームは同程度の実力者相手にプレイするのが楽しい。
ゆくゆくは推しキャラのジャック・オーで勝ちたいんだよね。
できればブリジットでも勝てるようになりたい。そのためにもまずは勝てるキャラで勝てる立ち回りを学ぶとしよう。