◎流星改のプラモデル製作
フジミ模型さんから、1/72スケールモデル『流星改』を製作しました。
航空機のプラモデル、久しぶりですね。使用塗料はタミヤエナメル塗料と水性ホビーカラーです。デカールはつけたいものだけをつけました。

愛知航空機 艦上攻撃機 流星改
艦上攻撃機ですね。雷撃と急降下爆撃の両方をこなせます。
大日本帝国海軍の最新鋭機というポジションです。
性能も高かったそうです。しかし、お約束というかなんというか......登場時期が遅すぎて生産数も活躍の場も......もう......。
そう、いつだって後継機の登場が遅いんだよねぇ......。本来なら棺桶と化した九九式艦爆からこの流星改に機種転換して臨みたかった艦隊決戦がどれほどあったことか......。
久しぶりの製作すぎて、まともに作れるか心配だったのですけれど......。まあ、いつも通りに気楽に作れました。
塗装なんてフリーハンドでの筆塗りですよ。コクピットの風防も普通にフリーハンドで一発書きですよ......。いちいちマスキングすると手間なんだよねぇ......。失敗したらオワリなのにねぇ......。
余談ですけれど、僕は塗装するときはいつもランナーにパーツがついたまま行います。そのほうがラクなので。

塗装前

塗装後
こんな感じで。このままデカール貼りもできる範囲で行ったりしますね。
この作り方でいくとけっこう気軽に製作できるんですよね。娯楽の範囲で気分よく作れるのです。プラモデル作りは自分が楽しいと感じる範囲で、苦行にならないように行っています......。
本当に、必要な時期に投入できていたら、米軍ともまだ互角にやりあえたのではないかと思うんだよなぁ......。航空機の性能だけで海戦には勝てないけれど......。
実際は、米軍側航空機は次々に高性能な新型機に更新されてゆく中で、旧式と化していく九九式艦爆とか九七式艦攻とかで突撃するしかなかった日本軍......。
最初は強かったそうなんだけど......。結局、日本軍機あるあるで防弾対策が成されていないから......。攻撃力はあっても撃墜はされやすいっていう......。
その点、戦訓を取り入れたこの流星改は初めから防弾対策が施されている。
そう。たとえ防弾対策を施して多少の運動性は落ちたとしても、それでも防弾対策は必要なのですよ。パイロットが生き残ってできるだけ長く戦えることに主眼を置いて航空機を作るべきだったんですよ。そのことに気づいた頃にはもう勝負はついていたのですが......。
逆ガル翼が美しいですね、流星改は。
ちなみになんで名前が流星改かというと、流星の時点では改善点が出てきてしまって実戦投入できなかったからだそうです。改善点を直して流星改となってやっと実戦投入を可能としたわけです。そのころにはもう帝国連合艦隊も壊滅しているのですが......。
このキットを作るときに少しだけ困ったのは、パッケージのイラストにある流星改のカラーリングと、説明書で指定されているカラーリングが異なっていたという点です。
どっちで塗ればいいのって思いつつ、チャンポン上等のお好みで塗っちゃいました。だいたい満足しました。けど、魚雷だけはパケ絵のカラーリングのほうが良かったかも......。
爆弾装備型も作れるんですけれど、今回は魚雷装備型にしました。......と言いつつ、写真には写っていないけれど、主翼下に小型爆弾もつけちゃったりもして......。完全に『俺の考えた強い流星』をやろうとしている......。全乗せ装備はロマンなのです......。
やること多いと思うんですよね、この攻撃機さんは。
魚雷も撃ちなさい、爆弾も落としなさい、あわよくば20mm機関砲で敵機を落としなさい、それをパイロット二名で全部やりなさい......。そして背後から攻撃を受けたら後部座席に載せた機銃で反撃してね、と......。
どう見てもあともう一人はパイロットを入れてもいい仕事量だと思うんですよ......。操縦兼前方機銃係、魚雷爆弾投下係、警戒通信兼後方機銃係......。欲を言えば四人は欲しいところだけど......。
いくらなんでも敵のいる余裕のない状況下で、二名で色々やらないといけないのは......。人員を減らしても「なんだ、やれるじゃん」で減らしたままの人員で回そうとするブラック企業味を感じる......。人員の負担と疲労度を計算に入れていないっていうか......。日本軍はそれで負けたようなものじゃん......?
......って個人的に勝手に思っていたのだけれど、ちょっと調べてみたら艦攻艦爆で二人乗りは普通なのだそうです。
偵察任務もプラスされている艦攻艦爆の場合は三人乗りになるそうなのですが......。なんでだろう? 三人目が偵察写真を撮るからとか?
ともかく、この流星改は純粋に攻撃さえしていれば良い航空機だそうなので......。もしかすると彩雲っていう艦上偵察機が登場したから偵察任務を兼任しなくて済むようになって......っていう流れなのかもしれない......。(←にわか考察)
美しい航空機だなぁ......と思います。
余談ですが、久しぶりに使用した塗料はだいぶ粘度が上がっていました。うすめ液をちょい足しして復活させました。わかっていた、フタを閉めていても徐々に水分が抜けていってしまうことは......!!
◎HGスサノオのプラモデル製作
機動戦士ガンダム00に登場するMS『スサノオ』のHGガンプラを作りました。

アメリカンサムライって感じの造形ですね。
打倒ガンダムを目指して偽りの仮面を被って挑むグラハム・エーカーの乗機です。

グラサンを取ればわかる通り、かつての愛機フラッグをベースにして作られています。
パチ組みして、シールを貼って、ガンダムマーカーで部分塗装をちょこっとやりました。ほとんど塗装する必要のないキットなのです。
この機体のデザインって「ガンダムという強敵に挑もうとする宮本武蔵」というイメージから始まっているような気がします。作っていて勝手にそう思ったのですけれど......。

一応、トライパニッシャーという隠し武器も劇中で一回だけ使っていましたけれど、基本的には実体剣による真っ向勝負でしたね。兵法に通ずる本家宮本武蔵ならやったかわからない戦法......。
まあ、グラハムは「俺のイメージしている憧れのサムライの戦い方」で戦っているので、実際の武士の戦い方とは違うのは当然なので......。
強くなるために武士道を求めて、武士道を誤解して、劇場版で素に戻って武士道な最期を遂げたキャラクターの乗っている機体です。迷走期の自分探し中に乗っていた機体という印象です。

でもカッコイイ。
作ってみて思ったのは、意外と華奢なんだなぁ......と。
フラッグをベースにして作られているという説得力があります。こんな細い肩回りでよくあんな激しい格闘戦をして壊れなかったなと。ビリーカタギリ(※開発者)すげぇ......。
昔、ニコニコ動画でリアタイしていた頃はこいつが登場するたびに画面を流れるコメントが「カサ...カサ...」でいっぱいになっていた記憶があります。そうですよね。例の黒いアイツに見えちゃいますよね......。
ダブルオーガンダムと互角に戦うために、それもフラッグで勝つためにグラハムとビリーの復讐心から誕生した歪なモビルスーツってところも好きなんです。
素材にするならジンクスとかアヘッドがあるだろうに、わざわざフラッグを素材にして作り上げる執念というか怨念というか......。そのうえ疑似太陽炉では無理とされていたトランザムまで可能にするという......。
そう。このスサノオは、変形機構を排除して格闘戦に特化させてついでに試作ビーム兵器を搭載させた『フラッグ』なんです。
あくまでもフラッグなんです。フラッグ格闘特化型試験機とでも言うべき代物なんです。GNフラッグの完成形みたいなMSなんです。
ミスターブシドーとして変わり果てたグラハムは、同じくこんな変わり果てた姿になったフラッグで戦っているんですよね。刹那が救世主に惚れてガンダムに執着したように、グラハムはガンダムの戦闘力に惚れながらもフラッグに執着したんです。
ロボットアニメのロボットって、搭乗者のキャラクター表現の幅を広げるアイテムとしても使えるので、今回はそのパターンですね。
本当はただのフラッグなのに、自分はサムライなんだと思い込んで頑張ってガンダムと互角に戦おうとするわけです。本当はただの職業軍人なのに、自分はサムライだと思い込んでガンダムと互角に戦ったグラハムのように。
強くなるために嘘偽りの姿をまとって、自分以外の何かになって戦うわけです。それがこのスサノオという姿です。
でも、そんな執念にも一旦の決着はつきまして。続編の劇場版では愛機がブレイヴになっています。ブレイヴはフラッグの正当進化系となっています。乗り手のグラハムも謎仮面のミスターブシドーとしてではなくて、グラハムエーカーとして参戦しています。
戦い方も元通りに戻っていました。いや、どの道強いのがこのキャラクターの魅力なんですけれど、ミスターブシドーとしてスサノオに乗っていた頃は無理していたんじゃないかなと思うんですよね。やたらと剣による格闘戦にこだわっていましたし......。
作ってみるとよりかっこよさがわかる機体ですね。もし手に入ったら今度はマスラオも作ってみたいです。手に入ればだけどな......ッ!!(←ガンプラの慢性的在庫不足の解決を願う者)
◎久しぶりのプラモデル回だった駄弁り
久しぶりのプラモデル回でした。
うちの地元でも雪は降りました。まさかの積もるレベルで。